【英文法講座第7回】5文型をバカにするな!文型編その2
どうもみなさんこんにちはnopazoです。
この講座はわかりにくい受験用の英文法をわかりやすく解説している記事です。勉強中の方や勉強し直したい方はぜひご覧ください。
だんだん複雑になって来ましたね。この講座もついに7回目です。
前回は文型の基礎を学びました。今回は文型をもうすこし深く掘り下げに行きましょう。
前回の記事はこちら!
1. 5文型という要素
みなさん5文型という要素をご存知でしょうか?
第1文型〜第5文型と言われている要素です。英文はこの5文型によって成り立っています。名前を覚える必要はありませんが、重要な要素です。
5文型習ったけど結局何に使うかさっぱりわからん( ͡° ͜ʖ ͡°)
だから適当に流したわ!ハナホジィ
そんなあなたにぜひここからの記事を読んで欲しいです。
今回はこの5文型についてを記事にしていきます。長文でも使えるテクニックもお話ししますのでぜひ理解していってください。
2.第1文型 S+V
まずは第1文型です。S+Vという構成です。
主語と動詞で構成されている文章です。
例えば、
I live in Tokyo.
であれば、IがS、liveがVになります。
in Tokyoは、Mですのでその前までで文型が終了することになります。
さて、この第1文型ですが、特徴があります。
というのは、
動詞の訳が「いるor動く」の
2択になります。
具体的に先ほどの例文から説明しましょう。
I live in Tokyo.
の意味がわからない人はほとんどいないと思いますが、liveの訳がわからないと仮定しましょう。その際、文型をふると第1文型とわかります。
この際に第1文型の特徴を知っていれば、「わたしは東京にいるor動く。」という形で大体の意味を理解することができます。残りの判断は、前後の文脈で判断ができます。
では、この文章はどうでしょうか。
The earth revolves around the sun.
はい。revolveは回るという意味ですが、わからない方もいると思います。その際は先ほどの要領で大体の意味を考えましょう。第1文型ですので動詞の意味はいるか動くになります。
「周りをいる」というのは日本語的におかしいので「動く」と判断できます。
このことからこの文章は、
「地球は太陽の周りを動く。」
これで十分意味はわかります。
このように長文でわからない単語が出て来てもこのようなテクニックを使うことで文章が全くわからなくなること防げます。
おわかりいただけたでしょうか?
2.第2文型 S+V+C
続いて第2文型になります。
例文としては、有名なこの例文
I am a student.
これ実はSVCの文型です。
というのもBe動詞の文章は全て第2文型です。becomeもそれに値します。
この第2文型の特徴は、
S=Cの関係になる
ことです。
この段階でBe動詞がなぜ第2文型なのかしっかり言える人はちゃんとBe動詞を理解している人です。
わからない方はぜひわたしのBe動詞の記事を見直しましょう。
例えば長文でCのところがわからなかった場合、Sがヒントになることがあるということです。逆にSがわからない場合、Cがヒントになることがあるわけです。
例
Tom yam kug tastes very spicy(hot).
この文章はSVCの構文です。
この文章でTom yam kugという名詞が出て来ましたが、これがわからない場合、ただわからないという状態だとお手上げですが、Cの部分のspicy(hot)の意味がわかれば、「これは辛いものなんだな。」という情報が手に入ります。これにより長文等でまた同じ単語が出て来た際にわからないと思っていた単語が想像でもわかる可能性が出てくるわけです。
これにより長文でわからない単語が出て来たときの対処法として使うことが可能です。
ちなみにこのSの意味は「トムヤムクン」というタイ料理です。
3.まとめ
さて、長くなってきましたので今回はこの辺までにしておきます。ぜひしっかり理解して、長文に生かしてみてください。
5文型はバカにはできない重要なものです。
【英文法講座第6回】SVOCの意味だけ知ってる? 文型編その1
どうもこんにちはnopazoです。
みなさんが分かりにくいと感じる英文法を今回もわかりやすく解説していきます。
今回のテーマは
文型
です。
前回の記事はこちら
1.文型って何?
みなさん文型という概念をご存知でしょうか?
SVOCのことでしょ?
そうですよ。SVOCのことですよ。
ただ、
ちゃんと用途や本当の役割知ってますか?
知らない人の方が多いのではないでしょうか。
実は文型をわかっていると長文の和訳や文章読解に役立ったりします。
今回はまず文型の役割、それぞれの用途をしっかり理解できるようにしましょう。
はいそこの君!自分には無理だと思わない!!
大丈夫です。理解できますよ。
2.文型は英文の構造を理解するためのツール
文型は英文の構造を一つ一つ理解するために必要なものです。まずは文型それぞれの役割を理解していきましょう。
ア)S
まずはじめにSからご説明します。Sは主語を表します。この主語と後述するVは文章で必ず存在するものです。また、主語になれるものは名詞だけです。
I am a student.
のIが該当します。
イ)V
続いてVです。
こちらは動詞になります。動詞に関してはBe動詞と一般動詞があります。Be動詞は第1回で記事にしてますのでそちらをご参照ください。一般動詞はBe動詞以外全ての動詞になります。
I play the guitar.
のplayが該当します。
ウ)O
続いてはOになります。SとVはみなさん簡単に答えられる方が多いのですが、Oからは答えられない方が多いです。
Oは目的語を表します。
目的語って何?
目的語とは
動詞の動作を受けるもの
です。この目的語の意味はしっかり理解しましょう。
例えば
I play tennis.
であれば青のtennisが目的語になるのですが、このtennisはplayされるものですよね?
つまりplayという動詞の動作をtennisが受けているということになります。だからtennisは目的語に該当するわけです。
ちなみに目的語は名詞しかなれません。
この概念はしっかり理解しておかないと後になって文型がふれなくなりますので注意しましょう。
エ)C
最後にCになります。
Cは補語になります。
補語って何?
補語とは具体的に説明する語句のことを言います。
例えば
We call the cat Tama. (私たちはその猫をタマと呼ぶ。)
であれば、緑Tamaが補語の役割を果たします。なぜかというとTamaというのはthe cat を詳しく説明してますよね?ネコの名前がタマですから詳細な情報になります。よってTamaが補語になります。
ちなみに補語は形容詞か名詞しかなれません。
ここまで理解できましたでしょうか?
最後にMについて補足として説明します。
3.その他の修飾語句のM
意外とMというのはあまり文型で勉強しないのですが、MはSVOCどれにも該当しないものをいいます。よく言われるのは副詞句です。
例えば
I played the guitar yesterday.
この文でいうと水色のyesterdayが該当します。日時など付属しなくても文章の意味が通じるものが大体Mになります。
3.1.OやCと間違えやすいものもある
目的語とMを間違えるパターンがあります。
例えば
I run fast. (私は速く走る。)
このfastはMに該当します。
え?OやCじゃないの?(¬_¬)
実は違うんです。fastは動詞を修飾する副詞になるので動詞の動作を受けていません。かつ補語は形容詞か名詞にしかなれないので動詞を修飾することはできません。
よってこのfastはMになるのです。理解いただけたでしょうか?
4.まとめ
今回は文型についてお話ししてきました。SVOCについて理解していただけたでしょうか?今回のこの講座で今まであやふやだったSVOCの意味を内部まで理解できるようにしましょう。
次回は文型の形についてさらに詳しくお話ししていきます。長文でも使える技などもご紹介します。
【英文法講座第5回】どこから何を修飾??「副詞」編
どうもこんにちはnopazoです。
みなさんが分かりにくいと感じる英文法を今回もわかりやすく解説していきます。
さて、今回で基礎的な品詞の講義は最後です。今回のテーマは
副詞
です。
前回の記事はこちら
1.副詞とは?
副詞とは何をしてくれる品詞でしょうか?
前回の形容詞では名詞を修飾しましたね。
じゃあ副詞はというと・・・
名詞以外全部修飾します
なめとんのかいワレェ(--〆)そんなだるい品詞あるかいな!
いいえ、あるんです。残念ながら副詞は名詞以外全部修飾できます。
要するに動詞、形容詞、副詞を修飾でき、さらにいえば句でも節でも文全体をも修飾できちゃいます。
では、どのように修飾するかを見ていきましょう。
2.副詞は動詞を後ろから修飾する
まず動詞の修飾方法からみていきましょう。
副詞は動詞を後ろから修飾することができます。
例えば
He plays the guitar well. 彼はギターを上手にひきます。
この文章では緑のwellが副詞です。wellは、playを後ろから修飾しています。日本語を見てもわかる通り、「弾く」という動詞を「上手に」という修飾語で修飾しています。
他にも
Tom runs fast. トムはと絵も足が速い
この「fast」も実は副詞です。「run」を修飾していますね。
英語の副詞では動詞を後ろから修飾することがわかりましたか??
3.副詞は、形容詞を前から修飾する
続いて副詞は形容詞を前から修飾することができます。
例えば
The clock is very old. この時計はとても古い。
今回はveryが副詞になります。この「very」は、形容詞の「old」を修飾しています。
前から形容詞を修飾していますね。日本語を見ても古いを「とても」で強調していることが分かります。
形容詞は動詞と違って前から修飾されることが分かりましたか??
3.副詞は副詞を前から修飾する
続いて副詞は副詞を修飾することができます。
はい?副詞同士で修飾??なんじゃらほい?( ̄ー ̄)
今から例を挙げますので・・・。
She plays baseball very well. 彼はとても上手に野球をする。
形容詞の時と要領はほぼ同じです。「well」が副詞ですので「very」が「well」を前から修飾しています。日本語を見てもわかるはずです。副詞は副詞同士をも修飾してしまうんです。ちょっとここは混乱するかもしれませんが、知らずに使っていることはよくありますので覚えておきましょう。
4.副詞句、副詞節は文全体を修飾することもある
先ほどの3つのように副詞は動詞、形容詞、副詞を修飾します。しかし、これが副詞句、副詞節になると文全体も修飾することができます。
例えば、副詞句であれば、
I went to school yesterday. 私は昨日学校に行った。
この文章のどこが副詞句なのかというとyesterdayがそれにあたります。「昨日」という語句は副詞句です。要するに、無くても意味は通じる語句です。
「yesterday」がなくても意味は通じますよね?その文章でなくても通じる語句が副詞句に当てはまることが多いです。
この「yesterday」が「I went to school」という文全体を詳しくしているので文全体を修飾していることになります。
同じことが「副詞節」でもいうことができます。
節とは、主語と動詞が含まれている文のことです。
例えば、
If it rain tomorrow, you will not go on picnic.
もし明日雨が降ったら、ピクニックに行けないでしょう。
この文章は緑の部分が副詞節となります。この副詞節は、主節(メインの文章)である赤の文章を修飾しています。要するに副詞節が文全体を修飾しているということになります。副詞節の見分け方もその節がなくても意味が通じる部分が副詞節です。
このように副詞句や副詞節は文全体を修飾できます。
よって、句や節まで考えれば副詞は、名詞以外すべてを修飾することが可能なのです。
5.頻度を表す副詞
副詞で覚えなければならないものとして頻度を表す副詞があります。
頻度を表す副詞は以下の通りです。
1.always いつも
2.usually たいてい
3.sometimes 時々
4.often よく
(5.never まったく~ない)
この頻度を表す副詞はしっかり覚えましょう。
そしてこの頻度を表す副詞の文中の位置ですが、「一般動詞」と「be動詞」で位置が変わります。
「一般動詞」ならば頻度を表す副詞の直前に、「be動詞」の場合は頻度を表す副詞の直後になるので覚えておきましょう。
一般動詞の場合の例
I usually get up at seven. 私はたいてい7時に起きる。
be動詞の場合の例
He is always busy. 彼はいつも忙しい。
6.まとめ
今回は副詞についての講座でした。副詞は名詞以外すべてを修飾することができます。句や節まで視野を広げて、どの語句がどの単語や文を修飾しているかを見分けられるようにしましょう。頻度を表す副詞はよく出題されるので覚えておき、文中での位置に気をつけましょう。
今回で基礎的な品詞の解説は終了です。次回からは、文型をはじめとする本格的な英文法の解説をしていきます。
【英文法講座第4回】どこでなにを修飾??「形容詞」編
どうもみなさんこんにちは。nopazoです。
今回もわかりやすい英文法講座をやっていきましょう。英語を勉強しなおしている方や学生の方はぜひこの講座をご覧ください。
前回の記事はこちら
今回のテーマは形容詞です。
1.形容詞ってなに??
形容詞とは何でしょうか?何のために形容詞は存在するのでしょうか??
ん?
「い」でおわる単語のこと?
それは日本語の場合の見分け方だ!!
はい。英語におけるというか、どちらでもそうですが形容詞は
名詞を修飾します。
よく覚えておきましょう。これ知ってるのと知らないのでは雲泥の差です。
例えば、
old car
であれば、古い車ですから「古い」が「車」を修飾してますね。「車」は名詞ですから「古い」つまりoldは形容詞になります。
え?修飾の意味が分からない?(わかる人は以下3行飛ばしてください)
修飾とは、ある語を詳しく説明している語句のことです。今回であれば「車」を詳しく説明しているのが「古い」ですので「古い」が修飾語、「車」が修飾される語句ということになります。
2.形容詞の使い方
形容詞には使い方が3種類あります。
2.1日本語と同じ使い方
一つ目は日本語と同じ使い方です。
例えば
I have a red car. 私は赤い車を持っている。
であれば、日本語と同じように「赤い」が「車」を修飾していますので日本語同様前から修飾しています。これが日本語と同じ形容詞の使い方です。
2.2日本語とは違う使い方
2つ目は日本語と同じ使い方があるならば日本語と違う使い方があります。
例えば
This car is red. この車は赤い
のように先ほどと違い、「赤い」が後ろから「車」を修飾しています。日本語では前からしか形容詞は修飾しませんので日本語と異なった修飾の仕方となります。英語の形容詞は前からでも後ろからでも修飾できることを頭に入れておいてください。
2.3~thingを修飾するとき
3つ目は~thingつまりsomethingやanythingなどを修飾する場合です。これはよく出題されるうえに間違えやすいので気を付けましょう。
例えば
I want something cold to drink. 私は何か冷たい飲み物がほしい
であれば「cold」は「something」を修飾しています。この場合、coldなどの形容詞は~thingの直後においてください。後ろから~thingを修飾します。形容詞の位置をしっかり理解してください。
また、この話は不定詞の時にも行いますが、to drinkの間にcoldをいれないように気を付けましょう。不定詞はto+動詞の原形というのはセットです。
3.まとめ
今回は形容詞についての講座でした。用法をしっかり理解し、演習などを通して形容詞の使い方をマスターしていきましょう。特に2.3の部分は狙われやすいのでよく見直して自分のものにしてしまいましょう。前も言いましたが、自分でわかったら他の人にも教えてあげましょう。教えることで自分の知識の確認ができ、より理解が深まります。
実際に小学校とかでも人に教えるという行為をさせてるところがあるようです。(秋田だったかな?)
次回は副詞の予定です。
【英文法講座第3回】aとanの区別本当にそれであってる?「冠詞」編
みなさんこんにちは。nopazoと申します。こちらの記事は主に学生(もちろん今英語を勉強しなおそうとしている方でも!)向けに対しての講座になります。
今回は「冠詞」について説明していこうと思います。
1.冠詞の種類
冠詞には3種類あります。
1. a
2. an
3. the
基本的には数えられる単数名詞の前につけるものです。(一部単数でない場合もあります。)
一般にa,anは不定冠詞、theは定冠詞と呼ばれます。
2.不定冠詞
不定冠詞は様々なものの中の一つを指す場合に使用します。
例えば、
I have a pen.
であれば様々なペンの中の一つを私は持っています。という意味です。
別の例えをあげると
A cat can see things in the dark.
猫は暗闇の中でもものが見える。
このように共通事項をいうときにも不定冠詞が使えます。
他にも細く意味を加えるものがあります。
1.perなど、〜につき
ex) once a week 週1回
2.一つの
ex)a day, a month 一日、一ヶ月
3.ある〜
That is true, in a sense. ある意味では、それは本当だ
この辺は演習などする上で覚えていきましょう。
2.1 aとanの違い
さて、皆さんaとanの違いはしっかり理解できていますか?
aを使うときは
a book a car
のように使い、
anの場合は
an orange an ink
のように使いますね。
あーあれでしょ。
最初の文字がaiueoならanなんでしょ??
はい。そう思ってきた方は今日から考えを改めましょう。
じゃあこの単語に冠詞つけるときは何をつけますか?
hour
は?an hourだろ!?
これ最初の文字hですけど??
はい。論破!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎←
aiueoのことを母音と言います。
正しいa,anの付け方は最初の発音が母音であればanがつきます。決して文字ではありません。
皆さんここをよく間違えます。覚えておきましょう。
ではこれを知った上で以下の単語はaがつくでしょうかanがつくでしょうか。
1. UFO
2.SOS
答えは1がa、2がanです。
なぜならUFOはユーフォーですので最初の発音は「ゆ」なのでaです。2のSOSは「エスオーエス」なので「え」が最初の発音となり、母音なのでanがつきます。
わかりましたか?UFOは慶應の入試問題とかで実際に出てたりします。しっかり区別できるようにしましょう。
3.定冠詞
定冠詞は特定された一つのものを指す場合に使います。つまり一度出て来た語句を指す際(繰り返し)に使うことが多いです。
There are a desk.
~~~~~中略
The desk was made by Tom.
このように長文などで一度紹介されたものをさしていう場合theを使ったりします。
他にも定冠詞の使い方として細かく分けると以下のようなものがあります。
1. 種族全体や技術的な発明品や楽器などを表すとき
The whale is the largest animal. くじらは最も大きな動物である
2.the+固有名詞
固有名詞にtheをつける場合があります。習慣などでつけるときがある場合のみですのであまり気にしなくても良いでしょう。
3.byのあとに単位や割合を示す名詞がきたとき
They sell cotton by the meter. 綿布はメートル単位で売られる
4.唯一のもの
The sun The east the earth など
まとめ
今回は冠詞についての講座でした。
冠詞は演習などで使って初めて学ぶものも多いので習うより慣れろという方がいいかもしれません。
ただ、aとanの区別に関してはこの講座でしっかり理解しておくようにしてください。入試などでも出題される場合があります。
【英文法講座第2回】ちゃんとわかってる?「名詞」編
みなさんこんにちは。nopazoと申します。こちらの記事は主に学生(もちろん今英語を勉強しなおそうとしている方でも!)向けに対しての講座になります。
学校や塾で今までわかりやすい先生に当たらなかったそこのあなた!
そしてなんとなくで英語を解いているそこのあなた!
これを見れば大丈夫!「あ、これそうだったんだ」というのを元塾講師だった私がわかりやすくご説明します!
1.名詞とは?
さて、名詞とはなんでしょうか?皆さん説明できますか?
え?わからないって?
第1回のbe動詞の時よりは簡単です。だってそのまんまですもの。
そうです。
物の名前を表すもの
です。
・・・・そのまんまじゃねえか!!
というツッコミがきそうですが、そうです。そのままです。ただ、意外と「名詞」って何ですか?っていざ聞かれると意外と答えられないものです。
さて、名詞とは何かわかったところで英語における名詞の種類や使い方などをわかりやすく解説していきます。
2.名詞の種類
名詞には種類を2つにわけることができます。
ア)数えられる名詞(可算名詞)
イ)数えられない名詞(不可算名詞)
この2種類です。
では、詳細をこれからお話していきましょう。
3.数えられる名詞(可算名詞)
その名の通り数えられる名詞のことです。
例えば
book, car, chair, ・・・など
です。
ただ数えられる名詞に関しては使うときに約束事があります。
数えられる名詞を使うときには
冠詞をつける
or
複数形にする
というルールがあります。(冠詞については次回お話しします。)
つまり
I have book.
これは文法的には0点です。(まあ会話とかでは普通に通じますが・・・)
よって、必ず数えられる名詞には冠詞をつけるもしくは複数形にするようにしましょう。
例外として所有代名詞をつける場合は、冠詞や複数形にしなくてももOKな場合があります。
例えば
my car , your book, ・・・など
です。まあこれは例外といってもよく使うので、そこまで気にする必要はないでしょう。
数えられる名詞については理解できましたか??
4.数えられない名詞(不可算名詞)
続いてご説明するのは、数えられない名詞です。例えばどういうものがあるかというと
snow, water, paper, Mt.Fuji ・・・など
です。意外とpaperとかも数えられない部類です。
数えられない名詞にもルールがあります。
それは、
冠詞、複数形にはできない
というものです。数えられる名詞とは逆ですね。
a wine やsnowsにはできないということです。
さて、数えられない名詞はさらにその中で3種類に分けることができます。
1.固有名詞
2.物質名詞
3.抽象名詞
この3つです。
4.1固有名詞
固有名詞は、名前であったり地名などただ一つしかない名詞のことを指します。
基本的には大文字で始まるという特徴がありますので、長文等で意味が分からないけど大文字で始まるものがあれば固有名詞だと割り切って読んでいきましょう。
4.2物質名詞
物質名詞は、液体など日本語の通り物質を表す名詞のことをいいます。これも数えることができない部類になります。
ただこちらの物質名詞に関しては数え方が存在します。
は?さっき数えられない名詞だって言ったじゃねえか!(--〆)
そうです。waterとかpaper自体は冠詞や複数形にはできません。なので数えられない名詞です。ただ、みなさん日本語ではこういいませんか?
1杯の水、3枚の紙・・・
そうなんです。1水や2紙などとは言わなくてもさっきみたいな数え方を日本語でもしますよね?英語もそういう数え方をするのでそういう意味で数え方があると言っているのです。わかりましたか?
例えば
1杯の水
a glass of water
1杯のコーヒー
a cup of coffee
2枚の紙
two pieaces of paper
3個の角砂糖
three cubes of sugar
ここで注意してほしいことは複数になるときに絶対に名詞の部分を複数形にはせず、数える部分(青文字部分)を複数形にしてください。複数形にし忘れることも含めてよく間違える人が多いです。
理解できましたか?数え方はこれだけでなくもっとたくさんありますので少しずつでもいいいので覚えましょう。
4.3抽象名詞
最後は抽象名詞です。抽象名詞は簡単に数を決めることができないものです。
たとえば
love(愛), peace(平和)・・・ など
です。
このように個数では言い表せない抽象的な名詞は数えられない名詞に分類されます。
抽象名詞はこれ以上の説明はできないので以上です。(殴)(だって本当にないんだもん)
数えられる名詞と数えられない名詞の見分け方
最後にこの数えられる名詞と数えられない名詞の見分け方についてご説明します。
突然ですが問題です。以下の単語は数えられるでしょうか?数えられないでしょうか?
1.bread
2.cake
3.money
さあどうでしょうか
答えは・・・
全部数えられない名詞です。
そうなんです。先ほどの単語は数えられません。なぜでしょうか?
答えは簡単です。形や量が決まっていないからです。
では、例としてケーキをみてみましょう。
皆さんはケーキといわれて何を想像しますか?
この答えは人それぞれ違うでしょう。カットされたケーキを想像する人もいれば、ホールケーキを想像する人もいるでしょう。
このように基本的に形や量が人によって違うものは数えられない名詞に分類されます。
これを頭に入れて名詞の分類をしてみてください。大体は正解できます。
わかりましたか?
まとめ
今回は名詞についてお話していきました。数えられる名詞、数えられない名詞それぞれの内容と意味をしっかり理解して問題を解いていけるようにしましょう。穴埋め問題などはこのような知識を問う問題がたくさん出てきます。しっかり理解して覚えておきましょう。
【英文法講座第1回】そうだったのか。意外と知らない「Be動詞」編
みなさんこんにちは。nopazoと申します。こちらの記事は主に学生(もちろん今英語を勉強しなおそうとしている方でも!)向けに対しての講座になります。
学校や塾で今までわかりやすい先生に当たらなかったそこのあなた!
そしてなんとなくで英語を解いているそこのあなた!
これを見れば大丈夫!「あ、これそうだったんだ」というのを元塾講師だった私がわかりやすくご説明します!
Be動詞って何?
第1回目は中学生で一番最初に習う「Be動詞」についてでです。
Be動詞??それぐらいわかるわ!!っていう方もいると思いますが・・・。
じゃあ・・・
Be動詞って何か説明できますか???
え?I am a student.の「am」のことでしょ?(=゚ω゚)ノ
いや、まあそうなんですけど・・・。どういう役割を持ってるのかとか、用法ちゃんと説明できますか?
・・・意外と説明できる人少ないんです!!
Be動詞は「~である」とか??みたいにざっくりととらえられがち。
私が講師をやっていたときにこの質問をしても答えられた生徒はいませんでした。
安心してください。「Be動詞ってこういうことだったんだ。」というのをこの講座で理解していきましょう!
はい。もうすでに頭抱えそうになってるそこの方!ブラウザバックしない!大丈夫です。難しくないですから。
Be動詞の役割その1 「=」
Be動詞の役割の1つ目は「=(イコール)」です。
ね?1文字(?)だから覚えやすいでしょ?(笑)
どういうことかというと・・・。
例えば先ほどの
I am a student. (私は生徒です)
この文章は誰でもわかりますね。ただこの文章はBe動詞の役割がしっかり果たされています。
私=生徒
ですよね??そうなんです。Be動詞よりも前の文章と後ろの文章がイコール関係で結ばれてますよね?Be動詞にはこのように前と後ろの文章が「=」関係になるのです。
Be動詞は「状態を表す」なんていう言い方を教科書とかでは書かれていると思います。この状態というのも実は「=」で表せてしまうんです。
例えば
He was sad.
これは、「彼は悲しかった。」という意味ですが、
「=」を使えば
彼=悲しい
で十分意味が分かります。「状態を表す」なんて難しく考えずこの「=」で考えてみましょう。基本的には意味が分かるはずです。
では以下の文章を訳してみましょう。
The first two years is very important for the baby's brain.
え?いきなり難しいじゃないかって?単語さえわかればできますよ!
Be動詞があるので前の文と後ろの文をイコールでつなげてみてください!
そうすると、
「最初の2年=赤ちゃんの脳にとってとても大事」
となりますので、日本文に訳すと
最初の2年が赤ちゃんの脳にとってとても大事である。
というのが答えになります。理解できましたか??
Be動詞の役割がわかれば和訳も楽になりますね!
Be動詞の役割その2 「存在」
Be動詞の役割の2つ目は「存在」を表します。
Be動詞は「=」だけでは説明できないものがあります。
例をあげて説明すると・・・
The cat is in the room.
先ほどその1で説明した「イコール」でこの文章を和訳すると
「その猫=部屋の中」
え?何言ってんだこいつ( ̄ー ̄)
はい。意味が分かりませんね。その場合はこの「存在」という用法に当てはまります。先ほどの文章は、
「その猫は部屋の中にいます。」
という意味ですのでこのBe動詞は前の文章が後ろの文章のところに「存在」するといった役割を果たします。
なんとなくわかりましたか?
では、この文章ではどうでしょうか?
He was at home two hours ago.
これもイコールでは説明できませんので「存在」で和訳します。
「彼は、2時間前まで家にいた。」
ですね。
Be動詞はこの2つだけ!!
Be動詞はこの2つさえ理解すればすぐに使いこなせるようになります!!
・「イコール」
・「存在」
「イコール」で最初考えて、ダメならば「存在」という順で考えてあげましょう。
まとめ
今までなんとなくでしか理解してこなかったBe動詞ですが今回の講座でしっかり理解することができましたか?
Be動詞の役割は
・「イコール」
・「存在」
この2つで十分説明ができますので、しっかり覚えておきましょう。しっかり理解できたら学校や塾でもなあなあにされやすいこのBe動詞を友達にも教えてあげましょう。勉強は人に教えられれば完璧といえます!!がんばりましょう。