【英文法講座第6回】SVOCの意味だけ知ってる? 文型編その1
どうもこんにちはnopazoです。
みなさんが分かりにくいと感じる英文法を今回もわかりやすく解説していきます。
今回のテーマは
文型
です。
前回の記事はこちら
1.文型って何?
みなさん文型という概念をご存知でしょうか?
SVOCのことでしょ?
そうですよ。SVOCのことですよ。
ただ、
ちゃんと用途や本当の役割知ってますか?
知らない人の方が多いのではないでしょうか。
実は文型をわかっていると長文の和訳や文章読解に役立ったりします。
今回はまず文型の役割、それぞれの用途をしっかり理解できるようにしましょう。
はいそこの君!自分には無理だと思わない!!
大丈夫です。理解できますよ。
2.文型は英文の構造を理解するためのツール
文型は英文の構造を一つ一つ理解するために必要なものです。まずは文型それぞれの役割を理解していきましょう。
ア)S
まずはじめにSからご説明します。Sは主語を表します。この主語と後述するVは文章で必ず存在するものです。また、主語になれるものは名詞だけです。
I am a student.
のIが該当します。
イ)V
続いてVです。
こちらは動詞になります。動詞に関してはBe動詞と一般動詞があります。Be動詞は第1回で記事にしてますのでそちらをご参照ください。一般動詞はBe動詞以外全ての動詞になります。
I play the guitar.
のplayが該当します。
ウ)O
続いてはOになります。SとVはみなさん簡単に答えられる方が多いのですが、Oからは答えられない方が多いです。
Oは目的語を表します。
目的語って何?
目的語とは
動詞の動作を受けるもの
です。この目的語の意味はしっかり理解しましょう。
例えば
I play tennis.
であれば青のtennisが目的語になるのですが、このtennisはplayされるものですよね?
つまりplayという動詞の動作をtennisが受けているということになります。だからtennisは目的語に該当するわけです。
ちなみに目的語は名詞しかなれません。
この概念はしっかり理解しておかないと後になって文型がふれなくなりますので注意しましょう。
エ)C
最後にCになります。
Cは補語になります。
補語って何?
補語とは具体的に説明する語句のことを言います。
例えば
We call the cat Tama. (私たちはその猫をタマと呼ぶ。)
であれば、緑Tamaが補語の役割を果たします。なぜかというとTamaというのはthe cat を詳しく説明してますよね?ネコの名前がタマですから詳細な情報になります。よってTamaが補語になります。
ちなみに補語は形容詞か名詞しかなれません。
ここまで理解できましたでしょうか?
最後にMについて補足として説明します。
3.その他の修飾語句のM
意外とMというのはあまり文型で勉強しないのですが、MはSVOCどれにも該当しないものをいいます。よく言われるのは副詞句です。
例えば
I played the guitar yesterday.
この文でいうと水色のyesterdayが該当します。日時など付属しなくても文章の意味が通じるものが大体Mになります。
3.1.OやCと間違えやすいものもある
目的語とMを間違えるパターンがあります。
例えば
I run fast. (私は速く走る。)
このfastはMに該当します。
え?OやCじゃないの?(¬_¬)
実は違うんです。fastは動詞を修飾する副詞になるので動詞の動作を受けていません。かつ補語は形容詞か名詞にしかなれないので動詞を修飾することはできません。
よってこのfastはMになるのです。理解いただけたでしょうか?
4.まとめ
今回は文型についてお話ししてきました。SVOCについて理解していただけたでしょうか?今回のこの講座で今まであやふやだったSVOCの意味を内部まで理解できるようにしましょう。
次回は文型の形についてさらに詳しくお話ししていきます。長文でも使える技などもご紹介します。