【英文法講座第2回】ちゃんとわかってる?「名詞」編
みなさんこんにちは。nopazoと申します。こちらの記事は主に学生(もちろん今英語を勉強しなおそうとしている方でも!)向けに対しての講座になります。
学校や塾で今までわかりやすい先生に当たらなかったそこのあなた!
そしてなんとなくで英語を解いているそこのあなた!
これを見れば大丈夫!「あ、これそうだったんだ」というのを元塾講師だった私がわかりやすくご説明します!
1.名詞とは?
さて、名詞とはなんでしょうか?皆さん説明できますか?
え?わからないって?
第1回のbe動詞の時よりは簡単です。だってそのまんまですもの。
そうです。
物の名前を表すもの
です。
・・・・そのまんまじゃねえか!!
というツッコミがきそうですが、そうです。そのままです。ただ、意外と「名詞」って何ですか?っていざ聞かれると意外と答えられないものです。
さて、名詞とは何かわかったところで英語における名詞の種類や使い方などをわかりやすく解説していきます。
2.名詞の種類
名詞には種類を2つにわけることができます。
ア)数えられる名詞(可算名詞)
イ)数えられない名詞(不可算名詞)
この2種類です。
では、詳細をこれからお話していきましょう。
3.数えられる名詞(可算名詞)
その名の通り数えられる名詞のことです。
例えば
book, car, chair, ・・・など
です。
ただ数えられる名詞に関しては使うときに約束事があります。
数えられる名詞を使うときには
冠詞をつける
or
複数形にする
というルールがあります。(冠詞については次回お話しします。)
つまり
I have book.
これは文法的には0点です。(まあ会話とかでは普通に通じますが・・・)
よって、必ず数えられる名詞には冠詞をつけるもしくは複数形にするようにしましょう。
例外として所有代名詞をつける場合は、冠詞や複数形にしなくてももOKな場合があります。
例えば
my car , your book, ・・・など
です。まあこれは例外といってもよく使うので、そこまで気にする必要はないでしょう。
数えられる名詞については理解できましたか??
4.数えられない名詞(不可算名詞)
続いてご説明するのは、数えられない名詞です。例えばどういうものがあるかというと
snow, water, paper, Mt.Fuji ・・・など
です。意外とpaperとかも数えられない部類です。
数えられない名詞にもルールがあります。
それは、
冠詞、複数形にはできない
というものです。数えられる名詞とは逆ですね。
a wine やsnowsにはできないということです。
さて、数えられない名詞はさらにその中で3種類に分けることができます。
1.固有名詞
2.物質名詞
3.抽象名詞
この3つです。
4.1固有名詞
固有名詞は、名前であったり地名などただ一つしかない名詞のことを指します。
基本的には大文字で始まるという特徴がありますので、長文等で意味が分からないけど大文字で始まるものがあれば固有名詞だと割り切って読んでいきましょう。
4.2物質名詞
物質名詞は、液体など日本語の通り物質を表す名詞のことをいいます。これも数えることができない部類になります。
ただこちらの物質名詞に関しては数え方が存在します。
は?さっき数えられない名詞だって言ったじゃねえか!(--〆)
そうです。waterとかpaper自体は冠詞や複数形にはできません。なので数えられない名詞です。ただ、みなさん日本語ではこういいませんか?
1杯の水、3枚の紙・・・
そうなんです。1水や2紙などとは言わなくてもさっきみたいな数え方を日本語でもしますよね?英語もそういう数え方をするのでそういう意味で数え方があると言っているのです。わかりましたか?
例えば
1杯の水
a glass of water
1杯のコーヒー
a cup of coffee
2枚の紙
two pieaces of paper
3個の角砂糖
three cubes of sugar
ここで注意してほしいことは複数になるときに絶対に名詞の部分を複数形にはせず、数える部分(青文字部分)を複数形にしてください。複数形にし忘れることも含めてよく間違える人が多いです。
理解できましたか?数え方はこれだけでなくもっとたくさんありますので少しずつでもいいいので覚えましょう。
4.3抽象名詞
最後は抽象名詞です。抽象名詞は簡単に数を決めることができないものです。
たとえば
love(愛), peace(平和)・・・ など
です。
このように個数では言い表せない抽象的な名詞は数えられない名詞に分類されます。
抽象名詞はこれ以上の説明はできないので以上です。(殴)(だって本当にないんだもん)
数えられる名詞と数えられない名詞の見分け方
最後にこの数えられる名詞と数えられない名詞の見分け方についてご説明します。
突然ですが問題です。以下の単語は数えられるでしょうか?数えられないでしょうか?
1.bread
2.cake
3.money
さあどうでしょうか
答えは・・・
全部数えられない名詞です。
そうなんです。先ほどの単語は数えられません。なぜでしょうか?
答えは簡単です。形や量が決まっていないからです。
では、例としてケーキをみてみましょう。
皆さんはケーキといわれて何を想像しますか?
この答えは人それぞれ違うでしょう。カットされたケーキを想像する人もいれば、ホールケーキを想像する人もいるでしょう。
このように基本的に形や量が人によって違うものは数えられない名詞に分類されます。
これを頭に入れて名詞の分類をしてみてください。大体は正解できます。
わかりましたか?
まとめ
今回は名詞についてお話していきました。数えられる名詞、数えられない名詞それぞれの内容と意味をしっかり理解して問題を解いていけるようにしましょう。穴埋め問題などはこのような知識を問う問題がたくさん出てきます。しっかり理解して覚えておきましょう。