【英文法講座第1回】そうだったのか。意外と知らない「Be動詞」編
みなさんこんにちは。nopazoと申します。こちらの記事は主に学生(もちろん今英語を勉強しなおそうとしている方でも!)向けに対しての講座になります。
学校や塾で今までわかりやすい先生に当たらなかったそこのあなた!
そしてなんとなくで英語を解いているそこのあなた!
これを見れば大丈夫!「あ、これそうだったんだ」というのを元塾講師だった私がわかりやすくご説明します!
Be動詞って何?
第1回目は中学生で一番最初に習う「Be動詞」についてでです。
Be動詞??それぐらいわかるわ!!っていう方もいると思いますが・・・。
じゃあ・・・
Be動詞って何か説明できますか???
え?I am a student.の「am」のことでしょ?(=゚ω゚)ノ
いや、まあそうなんですけど・・・。どういう役割を持ってるのかとか、用法ちゃんと説明できますか?
・・・意外と説明できる人少ないんです!!
Be動詞は「~である」とか??みたいにざっくりととらえられがち。
私が講師をやっていたときにこの質問をしても答えられた生徒はいませんでした。
安心してください。「Be動詞ってこういうことだったんだ。」というのをこの講座で理解していきましょう!
はい。もうすでに頭抱えそうになってるそこの方!ブラウザバックしない!大丈夫です。難しくないですから。
Be動詞の役割その1 「=」
Be動詞の役割の1つ目は「=(イコール)」です。
ね?1文字(?)だから覚えやすいでしょ?(笑)
どういうことかというと・・・。
例えば先ほどの
I am a student. (私は生徒です)
この文章は誰でもわかりますね。ただこの文章はBe動詞の役割がしっかり果たされています。
私=生徒
ですよね??そうなんです。Be動詞よりも前の文章と後ろの文章がイコール関係で結ばれてますよね?Be動詞にはこのように前と後ろの文章が「=」関係になるのです。
Be動詞は「状態を表す」なんていう言い方を教科書とかでは書かれていると思います。この状態というのも実は「=」で表せてしまうんです。
例えば
He was sad.
これは、「彼は悲しかった。」という意味ですが、
「=」を使えば
彼=悲しい
で十分意味が分かります。「状態を表す」なんて難しく考えずこの「=」で考えてみましょう。基本的には意味が分かるはずです。
では以下の文章を訳してみましょう。
The first two years is very important for the baby's brain.
え?いきなり難しいじゃないかって?単語さえわかればできますよ!
Be動詞があるので前の文と後ろの文をイコールでつなげてみてください!
そうすると、
「最初の2年=赤ちゃんの脳にとってとても大事」
となりますので、日本文に訳すと
最初の2年が赤ちゃんの脳にとってとても大事である。
というのが答えになります。理解できましたか??
Be動詞の役割がわかれば和訳も楽になりますね!
Be動詞の役割その2 「存在」
Be動詞の役割の2つ目は「存在」を表します。
Be動詞は「=」だけでは説明できないものがあります。
例をあげて説明すると・・・
The cat is in the room.
先ほどその1で説明した「イコール」でこの文章を和訳すると
「その猫=部屋の中」
え?何言ってんだこいつ( ̄ー ̄)
はい。意味が分かりませんね。その場合はこの「存在」という用法に当てはまります。先ほどの文章は、
「その猫は部屋の中にいます。」
という意味ですのでこのBe動詞は前の文章が後ろの文章のところに「存在」するといった役割を果たします。
なんとなくわかりましたか?
では、この文章ではどうでしょうか?
He was at home two hours ago.
これもイコールでは説明できませんので「存在」で和訳します。
「彼は、2時間前まで家にいた。」
ですね。
Be動詞はこの2つだけ!!
Be動詞はこの2つさえ理解すればすぐに使いこなせるようになります!!
・「イコール」
・「存在」
「イコール」で最初考えて、ダメならば「存在」という順で考えてあげましょう。
まとめ
今までなんとなくでしか理解してこなかったBe動詞ですが今回の講座でしっかり理解することができましたか?
Be動詞の役割は
・「イコール」
・「存在」
この2つで十分説明ができますので、しっかり覚えておきましょう。しっかり理解できたら学校や塾でもなあなあにされやすいこのBe動詞を友達にも教えてあげましょう。勉強は人に教えられれば完璧といえます!!がんばりましょう。